AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト を一ヶ月で合格
AWS認定試験 ソリューションアーキテクトとは
- リンク中の試験区分において中段のアーキテクトの位置する。
- 難易度は最も基礎的なクラウドプラクティショナーと、プロフェッショナルの中間的な立ち位置。
- 他のブログ記事を見ても、さほど高い難易度ではないものの、AWS特有のサービスに対する理解が必要。
想定読者
- 本記事の想定読者は、AWS ソリューションアーキテクト アソシエイトを受験することを決めた/迷っている人
筆者の初期レベル
- 情報工学学科の大学・大学院を修了
- データ分析業務を行う入社5年目以内の若手社員
- 専門分野は統計学・機械学習など
- ネットワーク・セキュリティの知識は学部時代の講義レベル
- AWSの実務経験なし
- その他、IPA応用情報技術者保有
勉強方法
- 勉強期間:2021年7月頭から7月最終週の約一ヶ月間
- 平日は仕事帰ってから(7月は残業が多く勉強できない日が半分くらいありました)
- 休日は1日3~5時間程度
- 初めの一週間は
この本を読みました。
- この本の内容で最低限必要な知識がだいたい身につきます。
- ただし、例題や最終章の問題は本番の試験と比べるとかなり簡単なので要注意。
- この本だけでは足りない細かな知識もたくさんあるので、他の問題集やブラックベルトなどを読む必要がある。
- それ以降は問題集を購入して、解く→解説を読む→解説がわからない箇所は上記本やインターネット検索で補強を繰り返す。
- 購入した問題集はUdemyと, whizlabs
- Udemyの方は難易度が高く、4つくらいしかやれませんでした。
- whizlabsはスマホにGoogle Chrome を入れて、翻訳機能を使いながら問題と解説を読みました。
- 自動翻訳なので所々おかしいところがありますが、本番の試験も同様に、変な日本語が混ざるので、それも含めて良い練習になります。
- 個人的にはwhizlabsだけを購入してやり込めばOK。
試験当日/当日までにすること
- 自宅からWEBで試験を受けることができます。
- 試験中はカメラとマイクをオンにした状態で試験を受けます。
- 試験前に机や周辺を状況を試験管にWEBカメラを使って見せなければなりません。(ノートPCに付属のカメラでOK)
- 試験前日までに本棚にカーテンのようなものをかけるなど、座っているところから文字が一切見えないようにする必要があります。
- 腕時計をつけられません。
- 机の上には、試験で使用するPC以外何も置けません。外部モニターを持っている人は移動させないといけないので一苦労。
- 試験中に考え込んで独り言を言うのも注意されるそうです。
- 身分証明証の準備。外国人の試験官でも、日本の免許証で大丈夫でした。
その他
- 日本人の試験官は予約がすぐに埋めるので、日本人の試験官が良い人は早めに予約しましょう。
- 外国人の試験官の英語はゆっくりなので聞き取れますが、スピーカーの質によっては聞き取れないと思います。
- 外国人の試験官の英語に不安があるけど、どうしても日本人の試験官の日程が合わない場合は、事前に試験サイトの注意事項をよく読み、何が説明されるかをしっかり理解してから試験に挑みましょう。
さいごに
会社の同僚2人と私の3人で、AWSの知識ゼロから1ヶ月で試験合格を目指して勉強をしました。
決して安くない試験料を払って、自宅からWEBでいつでも受けられる試験は、「勉強をしっかりして受けるレベルになってから受験申し込みしよう」と考える人が大多数だと思います。自己コントロールがしっかりできる人ならばそれが良い戦略ですが、後回しになりがちかもしれません。
思い切って受験日を先に決めて、計画的に勉強を進めるやり方は無謀にも見えますが、自らを追い込み、全力で勉強に打ち込める環境を作ることができます。
これを支えてくれたのは、お互いに模擬試験の結果を見せあい、勉強を煽り合いながら高め合えた会社の同僚達であり、とても感謝しています。